光と影の風景
前から描きたかったテーマ、群像と申しましょうか、その光と影を描きたいと思って居ました。
しかしなかなか上手く行かず、参考となりそうな絵が、ネットの外国人が描く水彩画に在りましたので、ちょっと盗作?をしました。
ヨーロッパの何処か、空が抜けるように美しく、ざーっとした感じで人を描き、景色もざーっとして居ます。
そんな感じで描いて見ました。
人と光と影、それがテーマです。足なんか、無いくらいですね。人間の目は、そこに何があるか、適当に描いても補う力があり、無理にちゃんと描かなくても良いようです。
特に群像は、一人一人ちゃんと描いていると、返ってリアリテイが無くなり、観ている方の想像力も減ってしまうようです。
絵は、ちゃんと景色を写し取る必要はなく、感じた光のまま浮かび上がらせれば良いと、これはあちらの水彩画家の言葉です。
そうですよね、ちゃんと写し取れと言うなら、カメラが有りますね。
でも、このちゃんと写し取らなくて良い、これが難しいこと難しいこと、ちゃんと描いた方がやさしいと改めて思いましたよ。
ああ、こうやって抽象画が出来始めるんだと、妙に納得しました。
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