水彩画 徒然なるままに

自然の光と影を求めて、水彩画を描き始めました、そして懐かしい思い出もと思いました。しかし、ただの自己満足です、興味のある方はどうぞ

嫌だなあ

こんな治療で生き延びるって。


つくづくそう思いました。


今日は医大の検診日、4時間待ちの2分診療、まあこれが嫌だと言っているのでは有りません、嫌に決まって居ますが。


お金の話です、こんなに老人医療ってお金が掛かるのかと、今更気づいた訳では有りませんが、昨日温熱治療に700円支払って、今日は保険無ければ、多分48万円の負担でした。




保険と、老人高額医療の上限で、この支払いは殆どが軽減と成ります。ではその分はどうなるのか、分かりますよね、税金で支払うのです。


私共ベビーブームの年代は、団塊の世代と名前も付けられて、昭和21年~25年くらいまでの間に、1500万人くらいいますね。その人達が70歳を越えて、病になりお金(税金)の掛かる老後を過ごすのです。


その掛かり方が、上記なのです。他の病は知りませんが、もっともっと薬代は掛かるのかも知れません。



温熱治療器に全財産(わかりませんが)を掛けた先生の気概、厚生労働省がやっと保険の許可を出した治療法、その許可治療費は、10回受けて9万円です(調べると書いて有ります)。これには先生が苦笑いでした。


これも私の場合は8割が保険です、支払いは2割で、10回で18000円を支払います。


これでも、72000円が税金で支払われます。でも、これ以上には成りません。この72000円で先生は、一回の治療に看護師さん二人を雇い、1時間半の仕事をさせるのです。10回で72000円ですから、一回は7200円、人を雇える稼ぎではないですね。


そしてこの治療、薬は必要ありません。この治療では薬局も、製薬会社も、何のメリットもないのです。いや、こんな治療が発展していったら、潰れてしまうでしょう。


片方は一回48万円、片方は一回7200円、これがこの二日間の現実でした。



温熱治療、もし、日本の医療が総力を挙げて研究開発すれば、私は他の癌を含めて治療法は劇的に変わると思いました。


しかし今のままでは臨床例が少なく、隅で細々の状態は変わらないでしょう、残念です。


標準治療で自分は生き延びている、これにどのくらいの価値があるのか、計る天秤も有りません。ただ思うのは、嫌だ嫌だという想いです。



でも、次回の予約をしています・・・・・あ~あ。


温熱治療一本で行きたい、必ず近い将来に、その近い将来があればですが・・・・、


失礼しました。