何もかも「ご縁」だと 水彩画
昔昔、こんな話を聞いた
ある先輩の話、彼は車を運転していて、瞬間よそ見を
していたと
眼前に迫る前の車、信号は赤に変わったと、それにも気づかず
に、よそ見から解放された時にはドン!!と、追突
していた、と。
しまった~、さあどうしよう、とにかく降りて前の車に行かなくちゃ
とドアを開けようとした時、先んじて前の車から降りて来た人
わあ~、何か怖い、何だろうこのスピードはと思いながら
ドアを開けないでいたら、コツコツと笑顔の中年男性
が覗いていた
あそるおそるドアを開けた、そうしたらその男性が手を出し握手を
求めて来たのですと
その言い分は・・・・、
めったに無いご縁ですぞ、これはと、あなたと私は類まれなるご縁
の中に居ますね、だから握手をしましょうって
たまらない程変な奴に追突したものだと思いながら、
仕方なく握手したのです。
☆梅の花が見事に咲いて居ます!(^^)!
その中年男性、追突された車の傷はどうでも良かったらしい
ご縁ご縁と喜んでいた
袖擦りあうも他生の縁、それくらいの言葉は知っていたが、追突
もそうなのかと、だんだん笑えてきたのです。
結局その人は、その中年男性の会社で働くことになったと
まさに、ご縁だったのだろう。
今の世の中喧嘩ばかり、戦争も喧嘩には違いない、喧嘩と違うのは
当事者は無傷で、被害者は世間だということです。
追突、これは私自身も、何度かされたりしたり、でも笑顔で
握手を求めてきた人は居ないし、私もそうはしていない
だいたい、そんな発想も浮かばない
でもこの話を、心の何処かで留めている私がいる
「ご縁」という言葉付で(笑)
わあ~嫌な奴がいる今目の前にと、そんな場面の時に
思い出すのです。
これもご縁と、自分の心が引き出した嫌な心、それを
相手が演じているだけなんだと思うと
出て来る言葉はこれだ・・・、
ありがとう!!ありがとう!!
不思議だ、その途端に彼は天使となるのだから
まるでそれは、追突されて、まっしぐらに握手を求めてきた
彼のようなのかも知れない
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