ブラックホールは生命の父
NHKスペシャル、ブラックホールの撮影に成功したの中で、とんでもない言葉を聞きました。
あの硬いNHKが、それが不確かなら放映はしなかったでしょう、それが表題の言葉です。
この宇宙に、父と母がいるのか、私達を含む生命の。何と、ロマンチックな話でしょう。
どうやら、これは本当のようです。生命の母は、鉄・マンガン・硫黄・ニッケル等々、いわゆるこの宇宙にある物質達で、でもそのままでは(それぞれが単独で存在している限りでは)、何も起きないのですね。
どうしても、生命が生まれる為には、これらを統合する力が必要だとある女性天才物理学者が唱えたのでした。
それは超新星の爆発のような外への力ではなく、散らばっている物質達を集める力、それも超巨大な力が必要と予言したのです。
そして、彼女が注目したのがブラックホールでした。
この世に、不必要なものは一つもない!!、では有りませんが、アインシュタイン博士が予想したブラックホールは、何故そんなものが存在するのか皆目分かりませんでした、博士自身も分かっては居なかったのです。
せいぜい宇宙の集塵機くらいに思われていたブラックホール、何と貧相な考えでしょう。
ブラックホールが、上記に示した物質達を、カクテルを撹拌するように、強大な力で撹拌し、バラバラだったものを、綺麗に混ぜてくれると、そういう訳なのですね。
何て・・・、こんなこと書いていて、何も分かっていない私ですが、でも、これは何だか嬉しいと思ったのです。だって、この宇宙にも父母がいらっしゃる、私達生命の父母が、こう考えるだけでも、もうどうなっても良いや、何て、思ってしまいました。
でもなあ、何故なんだという、根本的な哲学的な問いは、残るんだよね。誰が何故、声明を誕生させたのかって、全くの偶然?でしょうか、それだけは有り得ない、有り得ないです。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。