水彩画 徒然なるままに

自然の光と影を求めて、水彩画を描き始めました、そして懐かしい思い出もと思いました。しかし、ただの自己満足です、興味のある方はどうぞ

彼は聞いてきた 人生とは何ですか?と  水彩画

先日、私共へ研修に来た青年が問うた


人生とは何ですか?と


クリーニング屋の親父にする質問では無い、どこぞの
大学教授にでもすれば良い


でも何故か彼は聞いて来た。


私は彼に言いました、
う~ん、あなたは、クリーニング屋の親父に、何を聞いているのかと


フランス料理のレシピを聞いているのですか?と


それだったら、良いシェフを紹介しますよって


ブログのお仲間のご家族、描かせていただいた是清君です、私は彼を横綱と呼んでいます、貫録たっぷりでしょう(笑)、彼は考えているのか「犬生」を、分かりません((+_+))



昔、かみさんに言われたことがある、あなたは黙っていれば
大学の先生に見えるわ(笑)と


そう、黙っていればです、その時まで私は黙っていた
その姿を彼は見ていたのかも知れない


黙ってシミヌキをするただの爺を、観ていた


シュチュエーションとしてはばっちりだったかも知れない
しかし聞かれた私はビビった、黙っていれば大学の先生、


でも、ふと、ある言葉が浮かんだ、かねがねそう思っていたこと
なんだが、その時は妙に心に落ちて来た



私は彼に言いました、


それは例えば、明日この世界が滅びようとも、私は今日
も「リンゴの木」を植える


この言葉を私は好きです、と答えた



人生とは何か?とあなたは聞いて来ました、でも答えなんかは
ない、もし答えが有ったとすれば、人生って、詰まらない
ですよね?


この言葉はご存じの方が多いと思いました、マルチンルターの言葉
とか開高健が言ったとか、分かりませんが、


この言葉に感じるのは「姿勢」
その姿勢の中に見える生き方が、私は好きなんです。



でも実際には、明日この世が滅びると分かったら私はきっと
暗い地下室でぶるぶると震えているだけとは思いますが(笑)


彼はどう受け取ったのか、多分、聞いた相手を間違えた(笑)
でしょう、


実はその時電話が来て、話は、そのままになって
しまったのです((+_+))