水彩画 徒然なるままに

自然の光と影を求めて、水彩画を描き始めました、そして懐かしい思い出もと思いました。しかし、ただの自己満足です、興味のある方はどうぞ

命の電話考 知らねば成らないこと   水彩画

この言葉にアレルギーある方は、どうかご遠慮下さい、
ただの、FM横浜のキャスターの言葉なのですが


命の電話、この所の芸能人さん達の自死者が出る度に
その記事の下端に掲載される記事、


そこで、命の電話を紹介しています。


ちょっと以前に描いた怒涛の流れ、人の心もこんな風に乱れる時って有りますね((+_+))



私はあまり考えては居なかったことですが、いったいどなたが
この命の電話を受付けていらっしゃるんだろうと、
このキャスターも興味を持たれたのかと
思いました。


この命の電話を受ける人達は、一年間の研修を受け、
その後メンバー同士の合宿を重ね、日々の
ミーティングを繰り返してやっと


電話を受けられる立場になるのだと、キャスターの言、


そしてその人たちの多くは、そういう辛い目に逢われた
ボランティアの方々だと、辛い目とは身近な人を
失った人達という意味です。


本当に辛い目に逢った人達が、もう金輪際こんな気持ちを
誰にも味あわせたくないと、この命の電話を受ける
ボランティアに応募なされるのです。


大変苦しい仕事、ですので、毎日電話を受けることはご法度
で、月に二度、それ以上は出来ない体制になっている
時には徹夜の受付けもあるとのことでした。


死にたい!!という電話の向こうから聞こえて来る言葉に
時にはずっと無言のオーラに、どう耐えていくのか
想像も出来ません。



今年はもう2万人を越えたという自殺者、この日本という
国は、なんでこう人を孤立させるのかとふと思います。


周りが賑やかであれば有る程、孤立は深まると、ある心理学者
が言っています。


そうだなあ、あの時、自分も死のうと思ったと、もう駄目だ、
会社はやっていけない、残るのは借金だけ、家は取られる、
あの時の孤独と孤立は、誰にも相談出来ませんでした。


おまけにステージ4の病、その時実はやった!!って思った私、
これで死ねるって、密かに思って居たのです((+_+))



まあ、それはともかく、誰にも相談は出来ない、この気持ちは
多くのそういう人達に共通していることと思います。



命の電話を受ける人達は無報酬、だから尊いと思いますが、
報酬合っても良いよなと、このキャスターは唱えて
居ました。


嫌よね、あの最後に出て来る命の電話っていう記事、そういう
声も聞かれますが、そう思ったら、いったい誰がその電話を
受けているんだろうと、


想いを巡らせるのも良いのかと、思いました。