水彩画 徒然なるままに

自然の光と影を求めて、水彩画を描き始めました、そして懐かしい思い出もと思いました。しかし、ただの自己満足です、興味のある方はどうぞ

水彩画というお化け  水彩画 お化けから普通の絵へ

絵を描く方法は沢山ある、


昔昔路上にろう石で描いた絵?もその一つ、
そして鉛筆、色鉛筆、墨や油絵の具、


そうやって人々は、自分の感じたことを現そうとして
来たのだろう


感じたことを現そうとした?って、


そうなんですよ、昔を思い出すと、少なくとも小学校低学年
の内は、白い画用紙に思い思いに色をぶつけていた、


形なんてどうでも良かった、そこには色のマジックが沢山有った


と思う。



ところがそれでは教えにくいと先生は、いつのころからか、
上手い下手という判断方式を取り始めた、


それに実は全然価値はないのに、それの方が良いとされる
ようになったのだ


そして今思う、


絵が上手いって何、と



私は晩年になろうとした時、水彩画に出逢った、そして思った


これはお化け!!だと


お化けの出来始め(これから何処へ向かうのか分からない)、ウエット オン
ウエット、それがお化けの正体です。


だんだんと形態をはっきりさせてしまう、あのお化けは何処に!!(笑)
嫌だなあと思いながら、形を整えようとする私です。



何故お化けなのか、それは長年の「上手く描こう」とする習慣が
全く効かないから


色が滲み、それが本来描こうとした姿とは遠いものになっていく、
そうやって、誰に頼まれることなく、格闘してきた(馬鹿か(笑))


流れいく色彩達、水に浸した画用紙に色を流していく、青、赤、緑
と流していく


こんな方法で、どうやって形を取るのか?ですか?、
そうなんですよ、形なんか取れるはずも無いのです。


結局、その後どうするのか、そっと形を整え始める、嫌だなあと思いながら
整えようとする、


そして、出来上がり~~~、極めてそれは普通?の絵となっている



これからもこの「お化け」との戦いは続くのか


死なない内に、このお化けとちゃんと対面したいものだと、アホな筆を
今日も濡らしている


いつになったら出来るのか、出来ないかな(笑)