水彩画 徒然なるままに

自然の光と影を求めて、水彩画を描き始めました、そして懐かしい思い出もと思いました。しかし、ただの自己満足です、興味のある方はどうぞ

桜咲く!! 目黒川の桜


これは何年前か描いたもの、この頃の目黒川沿いはそんなに混み込みでは有りませんでした。


今はもう、目黒駅を出ると列となっているくらいです、川沿いは団子状態と思います。
特にコロナ期に桜祭りのようなものは中止になりましたので、その反動もありますね。



先日、友人から桜の木を切りましたとラインが入りました。
染井吉野の寿命は60年と言われています。


その友人が千葉へ引っ越したのが今から60年くらい前、大いなる田舎と称して居ましたがでも、自然は豊、そんな庭の隅に彼は桜の苗木を植えたのでした。


とてもとても大きく育ち、その桜は近所でも有名となりました、では何故?


病となったのだと、根に菌が入り込み腐り始めたと、このままでは倒れてしまう、樹木医からは切るしかないでしょうと非常な言葉を受け、やむなく切ったのです。


その桜の下に彼の青春があり、桜を眺めながら通った40年の会社時代が有りました。


あっという間だったなあって、彼のため息交じりがラインを通じて伝わって来ました。


人生は あっという間の 桜かな


お後がよろしいようで(^_^.)