水彩画 徒然なるままに

自然の光と影を求めて、水彩画を描き始めました、そして懐かしい思い出もと思いました。しかし、ただの自己満足です、興味のある方はどうぞ

看護師に敬意

おじいちゃまのこと、隣の御人のこと、病院には様々な年齢、状態、そして性格の人が入院してくる。


多くの人は、その性格を隠してしばらくの間我慢している、それが普通かと思いますが、時にそうでは無い人が居ること、実感しました。


私が入院していたのは、僅か3週間あまりですが、一年365日、とっかえひっかえ入って来る我儘に付き合っている看護師さんは凄いです。


看護学校では、そのような時の対処方法を勉強されるのかと思いますが、何せ相手は生き物ですから、マニュアル通りには行かないでしょう。



それと気づいたのですが、そのような患者ほど、身内の方々が冷たいことです。さあ、帰りましょう!!と、さっさと帰っていく、それも見舞いは3時からなのに堂々と午前中にいらっしゃる、なんてことは当たり前なんです。


自分たち家族が、いかに世間から浮いているかなんて、勿論考えもしない。自由気ままな人達です。あまりうるさいので、私がカーテン越しに咳払いをしたら、ほんの一瞬静かになったのですが、数秒間の命でした。


看護師は、そのような患者には、敬語を使わないですね、溜め語です。どうしたかなあ、
大丈夫かなあ、おしっこ出た!!、ダメじゃないお腹を出しちゃ!!、とこれ聞いているとどこかで聞いたような、ああ、母親だ、そう思いました。


誰もどんな偉い人でも、母親には敵いません、その母親言葉にひれ伏すのかも知れませんね。


看護学校で、このような指導をするのかは知りませんが、私が一日外出した時、くたくたになって帰って来たとき、担当の看護師が声を掛けて来ました。


大丈夫だった?、ちゃんと歩けたかな、みんな心配してたよ!!、こんな調子でしたね。
私も、母に逢った気分でしたよ(笑)



そこに、何とも言えない暖かさを感じました。


頑張れ!!、看護師さん達



失礼しました。