水彩画 徒然なるままに

自然の光と影を求めて、水彩画を描き始めました、そして懐かしい思い出もと思いました。しかし、ただの自己満足です、興味のある方はどうぞ

人生の喜びって何ですか?

こんなことを聞かれたら私は何と答えるだろう、いや、答えられないだろう


もし、自分の息子に、お父さん人生の喜びって何?と聞かれたら
どうだろうか、


幸いか不幸か分からないが、息子は私にそういう質問はしたことが
ない、この親父に聞いても無理だろうと思うのか、
そもそもそんなことを考えては居ないのか


そんな所だと思う


こんな映画が有った、「最高の人生の見つけ方」確かアメリカ映画です。


その映画の中で主人公がこんな言葉を語るのです。


人生の価値は容易には量れない。ある人は、人生の価値は家族や友で、ある人は信仰心で、ある人は愛だという。人生は意味などないという人もいる。


私は自分を認めてくれる人がいるかで決まると思う、と


以前に描いたもの、仲良くしたいよね、と、そっぽ向きながら手は繋いでいるって(笑)



エジプトの言い伝え、人は死ぬと天国の門で神様に二つの質問をされる


一つは、自分の人生に喜びを見いだせたか?
二つ目は、他者の人生に喜びをもたらしたか?


この答えで、天国の門は開くと言うのです。



一つ目も質問もかなり難しい、見いだせたと答えたいが実際
どうなのだろうか


二つ目は更に困難と言いたい、他者の人生に喜びをもたらしたか、と


一つ目は自分の胸に手を当てて、自らに問うことですね、
二つ目はどうしたら良いのか、他者が喜んでくれたかって
本当の所は分かるはずも無い


初めの方に戻ろう


主人公の言葉です、
「私は自分を認めてくれる人がいるかで決まると思う」と



自分の存在、自分の生きざま、生き方を、認めてくれる人がいること
私にそんな人がいるだろうか、70年以上生きて来て、
恨まれたことは星の数程もあると思うが、


私の人生を認めてくれる人がいたか、居ないか・・・、うーん、これは本当に
大事なことだと、今更思う。


ある意味、このことがその人の「居場所」とも言えることだから


この世にたった一人でも、自分のことを認めてくれる人が
いたら、それだけで生きて行ける、人とはそういうものだと
改めて、思う。



人生の喜びって何ですか?


それは他人によりもたらせられるもの、それは信頼、それが無上の
喜びをあなたに贈ってくれるだろう


本当に信頼されたことの無い私は、それ以上のことは言えない、
でも、そこに人生の喜びがあることは、いつでも想像出来る
のです。