弱りました、信頼出来る先生ともうお別れです。
昨日は温熱治療でした、治療のあとCTを撮り、3ケ月前に撮ったCT画像と比べながら、一つ一つの臓器の具合と、動脈、リンパ節の状況、いろいろ説明をいただきました。
温熱の先生は持論が有りまして、数値よりも常に生の画像を常に観察するという考えです。
大学病院の医師は、このような説明はされないのですか?と先生。
いえ全然、だいたい時間が有りません。3時間待ちの3分治療は冗談ではなく本当ですよ、先生。
そうですね、私もそれが嫌で自分の治療がしたくて、このような開院をしたのです。大学病院では、自分の思う治療は出来なかった、それは今でも変わっていないのですね。
ところで〇〇さん、これは本当に申し訳ないのですが、3月にここを閉院することになってしまいました。
え!!、何でですか、閉院?ですか。
いえ確か先生は、仙台に病院を持っていらっしゃるんですよね。
ええ、その仙台が僕の中心の病院で、そこを信頼ある後輩に任せていたのですが、昨年倒れてしまったのです。方々、良いお医者さんが居ないか、任せられるお医者はいないかと一年間探したのですが、無理でした。
そこでやむを得ず、この渋谷を撤退することになったのです、本当に申し訳ないです。
こうやって、患者一人一人に丁寧に説明をされている先生、それだけで頭が下がりました。
でもなあ、やっと巡り合えた治療と、信頼できると思った先生が、僅か3~5ケ月でお別れとは、何ということだ!!!
俺はこれからどうしたら良いんだと、一晩悩み、未だに悩み続けて居ます。
温熱治療、東京では他にいくつか対応して居る医院は有ります、でも何処も自由診療なのです。自由診療じゃないと全然儲からないのです。
さあ、どうしよう!!、でもどうしようもないな。今の大学病院は、数値のみが価値があるのです、そして今のホルモン療法が効かなくなれば、何をされるかは分かっているので大変不安です。
常に生の画像を見なければ、診断は出来ないはずだ!!と確信している先生、初めて出逢った先生とお別れです。
仙台は日帰りが出来ますよと言われはしましたが、新幹線の往復約2万円、それを3ケ月に10回、ちょっと無理かなあ、いや全然無理ですね。
でも、まだ、考えては居ます。
考えて居ますよ。
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