水彩画 徒然なるままに

自然の光と影を求めて、水彩画を描き始めました、そして懐かしい思い出もと思いました。しかし、ただの自己満足です、興味のある方はどうぞ

夕景の苗代 3

☆ほんの少し進みました、今日は寒くて雨なので、家に籠って居ました。寒いなあ、こんなに3月って寒かったっけって。



昨夜、何気なく本屋に入ったら、大震災を記事にした本のコーナーが出来て居ました。


それは東北のタクシー運転手さんを取材したものや、いろいろな体験談を纏めて、大学のサークルや研究室で本格的に向かい合ってきた物語です、そしてそれは今も続いていると書かれて居ました。


何を?と思われるでしょう、私も私の命が限られていると思って居なければ、このような本に目を向けることも無かったかと思います。


もうタクシーの運転手さん達は慣れていて、そのようなお客を乗せても驚かなくなったと、真夏の日にダウンコートを着た女性を乗せたりと、その女性から「私は死んだのでしょうか?」と問われたりと、そんな時にはきちんと教えてあげるのだそうです。


あの子は三歳だった、今生きて居れば9歳かと、未だに涙を拭うお母さんが、その子の誕生日の日にもう一度逢いたい!!と祈った時、突然オモチャの車が動き出したとか、そんな記事を集めたものです。


この世って何だろうと、素朴に考えることが有ります。この世に生まれたから私はこの世に存在します、しかしこの私は、私意識は、何処から来たのかとか、考えるのです。でも答えなんか有りません。


きっと宇宙には、パラレルに沢山の世界があるのでしょう、ただそれを知らないだけですね、そして知らないから今を一生懸命生きられる、そうも思います。


未だに発見されて居ない被災者の方々がおります、しかし肉体は消滅しても魂は何処かにいらっしゃるのでしょう。この頃、本当にそう思います。


失礼しました。