水彩画 徒然なるままに

自然の光と影を求めて、水彩画を描き始めました、そして懐かしい思い出もと思いました。しかし、ただの自己満足です、興味のある方はどうぞ

かくれんぼ 僕はここだよ 日が暮れる

風の中のスバル


砂の中の銀河


みんな何処へいった 見送られることも無く


(中島みゆきさんの詞・曲)



ずっと思っている、いったいみんな何処へ行ったんだろうと


あの顔、あの意志、あの哀しみ、あの苦しみ、全部背負って
居なくなった母、


幼き私の為に、奔走を繰り返してくれた母


幼き兄の足の麻痺の為に、病院を求めて駆け回った母


まるで徒競走のような人生、あの母はあの愛は、
いったい何処へ行ったのか


☆しばらく前の絵です、ネコ生ってあるのかなあ(笑)



いつの間にかみんな帰ってしまったかくれんぼ、九品仏の
夕陽がまぶしかった


見つけられないように隠れる、だからかくれんぼ、でも
見つけて欲しい、それがかくれんぼ


良寛和尚は、子供達とかくれんぼをして、隠れた小屋の
中で眠ってしまったと、子供達は日が暮れて
帰ってしまたんだ


かくれんぼ 僕はここだよ 日が暮れる


こんな句が和尚にも浮かんだのだろうか



人生とは何だろう、この苦しみ、この哀しみ、時折訪れる喜びの中で
思う


人生とは何だろう、そして思う、人生とは神と自分の対話では無いかと


沢山の人間同士の中で、それだけが人生と思っていた、
でも違うなと


神とは、それは奥深い自分、本当の自分、もう一人の自分だと、もっともっと
対話せねばと思う



砂の中の銀河で


もう一度あの母の愛に逢いたい!!