水彩画 徒然なるままに

自然の光と影を求めて、水彩画を描き始めました、そして懐かしい思い出もと思いました。しかし、ただの自己満足です、興味のある方はどうぞ

イチローと百恵ちゃん

ちゃん、ではなく「さん」ですよね、百恵さん、でも、ちゃん、と呼びたいので(笑)



何億光年 輝く星にも 寿命があると 教えてくれたのは あなたでした

季節ごとに咲く 一輪の花に 無限の命知らせてくれたのも あなたでした


Last song for you, last song for you 約束なしの お別れです


Last song for you, last song for you 今度はいつとは言えません



これ、良い歌よね、いったい誰の歌?って、この歌を知らない若者達の声が聞こえてくるこの頃です。


約束なしのお別れですと、百恵ちゃんは、この歌をショーの最後に一回だけ歌い、マイクを静かに置き、そのままステージを去りました。


それ以来、一度も表舞台に戻ることは有りませんでした。


★我がままをお許し下さい、幸せに成ります、と。



イチローの引退場面を見ている内に、私はこの場面を思い起こして居ました。


バットを静かに置く姿、同じだなあ、ストイックな生き方も何もかも、私には同じように映りました。



この歌は、彼女の引退の為に用意されていた歌なんですね、引退のセレモニーの為の歌、そう思って今この歌を聞くと、改めて彼女の人生を感じざるを得ません。




不退転の人生、それを貫くことは容易なことでは有りません。


分け入っても 分け入っても 青い山 (山頭火)


多くの人生はこの句のように、自分が今何処にいて、どうしたいのか、何処へ行きたいのか、いつまでも深山は続く人生、不退転とは程遠いのです。



イチロー氏は、今後どう生きるのか、想像も出来ませんが、何百キロも肩に掛かっていた重荷を、卸せたことは確かと感じました。


お疲れ様でした!!、沢山の勇気をありがとう!!


失礼しました。