何故有るのか 4
以下は、樹木希林さんの、生きづらい若者へのメッセージです。
昔からの本を読むと およそ 同じことを言っている
自殺した魂は 生きていた時の 苦しみどころじゃ ないそうだ
本当かどうかは わからないけど
信用している
私は弱い人間だから
自分で命を絶つことだけは
やめようと 生きてきた
こんな姿になったって
おもしろいじゃない
KIKI KILIN 75才
彼女は、インタビューの中で、貴女の人生の中で何時が一番素晴らしかったですかと聞かれ、あまり考えずにこう答えました。
今ですよ、今、今が一番素晴らしい!!と
客観的にみてその彼女の今は、癌が全身転移をしていて、いつお迎えが来るか分からないような状態です。それでも彼女は、今と答えたのです。
この気持ちが分かると言ったら私は叱られるかも知れません、しかし何故か分かるなあと感じたのです。
私も同じことを聞かれたら多分、同じように答えると思ったのです。それは何故なのか、明快な答えは出せませんが多分、こういうことではないかと自問自答しました。
それは・・・・、
凝縮されるしかない人生を今生きているという実感です、だからと言ってぼーっとしている時もあります、あくびも出ます、しかし明日があるさという気持ちは余り無いのです。
今日を精一杯、明日目が醒めれば、その明日を精一杯でしょうか。
そんな人生を与えてくれている癌という病に感謝し、凝縮した今を生きられている、そんな今が素晴らしい!!と、私は思います。
でも、希林さんの思考レベルは遥か上の方と思いますが・・・・、
何故有るのか、生きているんだという感動を知ることで、この何故の一つが近づいて来たかも知れません。
失礼しました。
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