水彩画 徒然なるままに

自然の光と影を求めて、水彩画を描き始めました、そして懐かしい思い出もと思いました。しかし、ただの自己満足です、興味のある方はどうぞ

西洋医学と東洋医学、そして水虫

私は今、西洋医学を中心に診療を受けて居ます。


その西洋医学、つくづく思うのは、切った張った
が基本だなって。


いわゆる標準治療というものも、これを基本に
形成されて居ます。


しかしこれは感謝の道でも有ります、標準治療
と成るまでに、それはそれは沢山の同じ病の人達の
犠牲の上に出来たものだからです。


でも、基本の切った張った思想には変わりは有りません。


顔にニキビが出来たら、それを取ってしまおう
それが西洋医学です。


出来たニキビを取ればそのニキビは治りますが、
次にまたニキビは出来ます。


何故ニキビが出来るのかと、その体質を問うことは
余り無いのです。



ある東洋医学の先生に、セカンドオピニオンのような
ことをお頼みしたことが有ります。


私の癌を説明した上で、先生の言葉を待ちました。


先生 貴方は足に水虫は有りますか?


私  いえ、数年前までは有りましたが、今は治っています。


先生 それはもったいないことをしました、水虫は
   出口になりますからね


私  出口?ですか


先生 そうです、悪いものの出口です。人間長年生きていると
   身体に老廃物が溜まります、その溜まったものの出口が
   無いのです。


私  その出口が水虫ですか?


先生 吹き出物、それは例えば火山のようなものです、それが
   出口なんですよ、水虫も立派な出口です。


   その出口に向かって老廃物を流して上げれば良いのです。


この先生、元は西洋医学の外科の先生でした、切った張ったの
お医者さんでした、それに嫌気が差したのか、原因は別にして
今は、東洋医学のお医者なんです。



先日私、足の先が痒く、あ!!、水虫が戻って来たのかと、
何だか嬉しくなったのです。


俺も、いろいろ末期だな、水虫が戻って来たからって、
喜んでいる俺って、大丈夫?か。


細胞は3ケ月~6ケ月で、全部入れ替わるらしいです、脳か
心臓は別でしたっけ、すみませんいい加減で、でも60兆個
の細胞がたった数ヶ月で入れ替わるって、すごくないですか?


私今朝から、水虫に向かって、話をしています。


お前は出口だからな、何が来ても決して塞ぐなよ、関所
じゃないんだから、どうぞどうぞお通り下さいって、
案内を頼むよな。


どうなんでしょう、私やはり変ですかね。


失礼しました。