水彩画 徒然なるままに

自然の光と影を求めて、水彩画を描き始めました、そして懐かしい思い出もと思いました。しかし、ただの自己満足です、興味のある方はどうぞ

行動が人生を変える とは?

これは朝ドラ「エール」で、主人公の幼き時のませた友人の言葉です。


この言葉を聞きながら、ある、大切で素敵な出来事を思い出しました。



それは今から40年程前でしょうか、前の私が勤めていた
会社にたった一人、女子事務員がおりました。


その彼女、ある決まったパターンで日々を暮して居ました。


一杯飲みながら、聞いて行くと、朝の電車は勿論、乗る車両
も同じ、そして降りた駅から会社まで、全く同じ道を歩いて
来るのだと。


私はなんのためらいも無く、たまには乗る電車や通う道のり
や、ちょっと浮気をしてみたらと一言、


彼女は日ごろからもう自分には、彼氏が出来るとかそんなような
ことはもう考えたこともないと、口癖だったのです。


ある日、彼女が言いました、電車変えて見ましたって・・・


何かうきうきしているような


ああそうか、自分を変えて見ようって思ったんだなと。


その頃から、そんな彼女に、一人の青年を紹介して見ようって
何故か思った私でした。


★こんな弁当だったかは分かりません、でも、こんなの持って来られたら男は一殺かも知れませんね、いや一殺です!!



どうですか、こんな青年がいるのですが、逢って見ますか?
彼女はオーケイでした、ちょっと前なら、駄目だったかもです。


私は早速、二人が出逢う場所をセット、それはボーリング場でした。


二人の初めての出会い、でもどうみても初めてではないオーラ
が漂い、いつしか二人は私を、うさんくさい?感じて眺める
ようになったのです(気のせいかも知れませんが)


私は告げました、ああ、ちょっと用事を思い出してと


その途端、二人は満面の笑みを浮かべたのです(そこまで
喜ばなくても良いのに(笑))。



そう二人は結婚しました、こんなこともあるか結婚でしょう。


彼に私は聞きました、あの後どうしたって?


いや、あの後は直ぐに別れたのですが、今度の日曜にに出かけません
かとなったのです。


何と、ピクニックへです、良いなあそんなデートと私。


それで彼はこういうのです、驚いたと、彼女は5段重弁当を
持ってきたと、母親と二人で早起きして作ったんだと。


彼はその5段重弁当という矢に射とめられたのでした。


行動だけが人を変える、そして相手も変える、のですね。


それにしても5段重弁当って、凄い!!!!