水彩画 徒然なるままに

自然の光と影を求めて、水彩画を描き始めました、そして懐かしい思い出もと思いました。しかし、ただの自己満足です、興味のある方はどうぞ

理解されるということは、一種の贅沢である

賢人の言葉です。


皆さんも、他人を理解したつもりでも、
全く理解出来てないことなんてよくありますよね。


誰もが他人を真の意味で理解することなんて無理でしょう。


だって、本人でさえ己のことをよく分かっていないのですから



世の中は 無知者同士の 化かし合い


なんて(笑)


★この所テレビで話題の等々力渓谷です(ちょっと以前のもの)、何でこんなに
緑一杯かって?、誰もわかりません(笑)、でもここは都会なのにほんの
少し、涼しいです。



自分が他人から理解されないと、悩むことは意味がない


もし悩む時があるとしたらそれは、理解された!!なんて
時かも知れない、怖い怖いよ~


何せ、化かし合いなのだから・・・・、


こんな俺を、自分でさえよく分からない俺を、分かったなんて
こんな怖いことはない



あのシャル ウイ ダンスの監督、周防氏が自分たち夫婦について
語っていた。カミさんはあの草刈民代さんですね。


料理のことでした、彼女が料理を作る、大騒ぎで出来た出来た
と、美味しい内に直ぐに食べろ!!と催促する。


料理は交代で作る、自分が作った時、出来たよ~~って
奥さんを呼ぶのだが彼女の返事はだいたい無い


30分も1時間も過ぎてから食卓に現れる、忙しいのだ奥さんは


こうやって周防家の1日は過ぎて行く


記者が聞いた、何で出来たてを食べろって言わないのかと


それは彼女の自由、奥さんの自由範囲だからです、僕は作った
だけ、それをいつ彼女が食するかは自由なんです、と。


でも、あなたは奥様の料理を直ぐに食べますよね?


う~んそれは私に、直ぐに食べないという勇気が無いだけです(笑)



このやりとりを聞きながら思った、この二人はきっと
上手く行っているのだろう。


何故だろうか、いつまでも人間同士は分からないのだとご存じ
なんだと、分からないことはそのままにしておく、そこに
一つも我慢がないのですね。



でも、多分周防氏は知っている、これは人生の一つの妙味なんだよなって。


それは・・・、


理解されるとは、一種の贅沢であることを


贅沢はほんの時折が良い、毎日では敵わないよね。