水彩画 徒然なるままに

自然の光と影を求めて、水彩画を描き始めました、そして懐かしい思い出もと思いました。しかし、ただの自己満足です、興味のある方はどうぞ

夢判断 何も引き受けて居なかった私

私は、会社を立ち上げた頃よく同じような夢を見た


廃業した前の会社のメンバーを引き受けた会社、それは立ち上げる
前から無理な構想だった。



あれから22年過ぎ、やっと産声を上げようとしている
スローな会社、その会社を見つめながら思い出して居ます。



その22年の間に見た似たような夢、それは私の人生観
そのものの夢だったと、今は思う



夢にはいつも、クリーニング工場が出てきた、
そこで私は働いている


前の会社から移ってきた沢山の職人さん達の罵声が
響く工場、いったいこれは何だったのかと
自分を恨む私、


私はその声をよそに、工場から抜け出そうとする


そばには私の車が有った、その車に乗り込もうと
すると何と、ドアが片方無かった


それもあまり不思議には思わず私はエンジンを掛ける
そして進もうとするのだが、進まない、何かが
車を止めているのだ


ふと横を見ると、そこはワイヤーハンガーの海でした。
前を見るとそこにもワイヤーハンガーが溢れていた


行く手を阻むのが何と商売道具のハンガーだった


私はいつの間にか外に出ていて、そのハンガーを海を
歩いて越えようとしていた


でも越えられない、だんだんと自分の身体がハンガー
で溺れそうになった、もう駄目だ!!と思った時


目が覚めるのです。



私は何度も見る夢が怖くて、ネットの夢判断を仰いだ
夢分析というもの


あなたに人生とは、辛いものだと教えたのは誰ですか?と


越えられないのが人生だといつ教わったのですか?と


進まない車、ドアが片方無い車はあなた自身です、そして
ハンガーの海はあなたが作りだした未来です、


だから、あなた自身があなたの人生を苦しくしているのです。


苦しまないと生きてはいけない、そうしないと生きては
いけないと、いつしかあなたは自分に烙印を押したのですね。


それの方が楽だからでは、ないですか?



当たっていた、確かにそうだと、ハンガーの海は私が作りだした
仮想の未来かと


それからそんな夢は見なくなったのです、何故?なのか、
分かったのです、私が何も引き受けて居なかったことが


会社で起こるマイナスは誰かの責任、それは自分ではないと
思っていた私だった、


でもそれは違う、何もかも私の責任だと引き受けて
居なかったのです。


何の覚悟も無しに新会社を引き受けた私でした、さぞかしそこで
働くメンバーは辛かったことだろうと


やっと分かったのです、それは、夢のお陰だったのかも知れません。