水彩画 徒然なるままに

自然の光と影を求めて、水彩画を描き始めました、そして懐かしい思い出もと思いました。しかし、ただの自己満足です、興味のある方はどうぞ

新しい治療方法が、ちゃんと広まって欲しい

光免疫療法という癌の治療方法があります(以下、癌の話です、ご興味
無い方はスルーをお願いします)。


楽天の三木谷社長が強力に推し進めようとしている新しい癌治療
です。日本人のお医者が、アメリカで20年以上掛けて
研究を続けてきた方法で、先日ガイアの夜明けで特集
されました。


私はかなり以前から、この治療法に注目して居ました、その方法が
今までとは全く違うので、どうなって行くのか興味が有ったのです。


それはいわゆる怪しい免疫療法ではなく、私は画期的と感じました。


説明が難しいのですが、掻い摘んで言いますと・・、



ある薬剤を注射し、その薬剤が癌細胞に取りつくのです。


取りつくと、今まで隠れていた癌細胞が現れます。
(癌細胞は免疫細胞に攻撃されないように隠れているので、免疫細胞は癌が分からない)


その現れた癌細胞にレーザー光線を当てます。


そうすると薬剤のタンパク質が膨らみ、癌細胞を破裂させます。


現在、喉頭がんのみ、厚生労働省の認可が下りました(つまり、保険対応可となった)



この何処が新しいのか、何が違うのかですが、いわゆる開腹手術がいらない
所です。今はロボット手術というのがあり、それも開腹は最低限ですが
限界もあります。


この方法は、薬剤を打ちそれが回って、癌細胞に取りついたら、
小さな穴からパイプを入れて、癌まで近づけてレーザー光線を
放つだけです、それも5分です。


これは、固形癌なら全部行けるそうで、今まで大変困難だったすい臓癌
にも有効と有りました。



さてここからが本題です。


これは良い方法だと、全面的に医学界が受け入れるかと、この部分です。


これが広まると、今までの手術、高い高い機械、そして私も飲んでいる
ホルモン剤を始めとする大変高額な薬たち、あのノーベル賞のオブジーボ
などは年間2千万円くらい掛かるのです。


これはご存じない方が多いと思いますが、これが高額療養費という法律で
ご老人達は、一か月18000円という限度額に救われるのです。


2000万円の薬が一か月18000円で使える、どうなってんの、ですね。


つまり殆どが、税金で賄われるのです、この医療費の高騰はご存じと
思います、老人が増えればそれが上がり続けるのです。


誰が喜ぶのか、分かりますね、製薬会社と病院、治療器会社です。



つまりこの打ち出の小づちを、手放さない、絶対に、それが
浮き彫りになって来ます。


戦いの始まりです、だから三木谷さんが立ち上がったのだと、私は感じました。


彼は、お父様をすい臓がんで亡くしました、光免疫療法が間に合わなかった
のでした。


だから親父の為にも、もう二度と親父と同じ苦しみを味あわせたく
ないと決意したと有りました。


本当に良い治療が、私達の下へ届くこと、それが実現されることを
祈ります。



先日からお知らせしている、私共のパートさんのW乳癌も、この
療法で、二つの乳房を取り去らなくても助かるのかも知れません。


今後のこの療法の進展を、見守り続けたいと心より願う一人です。