水彩画 徒然なるままに

自然の光と影を求めて、水彩画を描き始めました、そして懐かしい思い出もと思いました。しかし、ただの自己満足です、興味のある方はどうぞ

~様?

私達人間のことです。


この所、ワンちゃん、ネコちゃん、本当に可愛がられて
いるご家族を、描く機会(勝手に)に恵まれました。


描きながら、ある出来事を思い起こしました。


私がまだクリーニングの宅配をしていた頃、
ある場面に出会いました。


その家のワンちゃんが亡くなっていたのです、何というお顔と
私は思いました。


これは普通の悲しみではないと直感したのです。


ご主人はかなり冷静でした、しかし言うのです。


妻はしばらく立ち直れないかも知れない、この子に沢山
助けられて来ましたから、と。


鬱病もワンちゃんの存在が大きかったと、いつも同じ
やさしさで接して来るこの子に、どんなに励まされたか
分からないと、


丁度伺った時、ご主人がワンちゃんを抱いて、車に乗せる
ところでした、焼き場に向かうところだったのです。それを
私が邪魔した訳ですが、私も癒された一人でしたので、
深く合掌させていただいたのです。



こんな思い出を頭に浮かべながら、描かせていただきました。


そして思ったのが表題の言葉です、人間って~様?、そんなに
偉いのって、


ただただ助けられている存在だよねって、


そんな言葉が何度も頭の中をよぎったのです。


モデルになっていただいた彼ら、彼女ら、そしてご家族の方々、
ありがとうございました!!


また突然描かせていただくかも知れません、その時は
どうかまた、お許しください。