水彩画 徒然なるままに

自然の光と影を求めて、水彩画を描き始めました、そして懐かしい思い出もと思いました。しかし、ただの自己満足です、興味のある方はどうぞ

トマトさ~ん

すみません、大切なご家族、勝手に描きました。


ウエット イン ウエットを何とか表現出来ないかと
思いましたが、予想よりずっと難しいです。


お約束、果たしたいです、前の山の絵は、実は失敗しました(ー_ー)!!



さて以下、回を追って、説明しながら進めます、ウエット イン ウエットは
主に水彩画のバックに使用します、バックをぼかしたい時です。


まあ、これは私が思うことで、本当は違うのかも知れません。


まず、画用紙を水で濡らし、そこへ薄く溶かした絵の具を流します。右側、黄色が縦に流れています、これはちょっと失敗です。


黄色は誤魔化しました(-_-)/~~~ピシー!ピシー!、流す色は自由です、イメージした色でも、実際のバックに近い色でも、今回はイメージで流しました。流して乾かない内に、ワンちゃんの形を抜いて行きます(私のやり方です)、これ物凄く大雑把です。抜き方は、濡れている内に、ティッシュかスポンジで抑えて行きます、濡れていれば直ぐに色は取れます。


バックの流した色が滲み始めています、これが狙いです。上手く滲むと成功ですが、これはどうですかねえ、滲んだ所に更に色も入れて行きます。


ワンちゃんも少し色を入れて行きます、白い素敵なワンちゃんです、白なんですが、毛並みを現す為に、毛の中の色を意識して描いて行きます。そうしないと、フワフワが出ないのです。目と鼻の位置を決めていき、その位置から周りのバランスを見ます、足の位置は、しっぽの位置はと、時々遠くに離れて全体を見ながら進めます。

洋服をお召しです、それが洋服に見えなければ成りません、ここで大事になるのが奥行き感が出ているか、いわゆる量感です、尻尾が向こうに見えれば成功と思います、まだ洋服着ているようには見えません、多分、デッサンが狂っているのだと思います。



おおむね完成です、洋服着てくれた感じです(すみません、柄は☆柄でしたが省略しました)、フワフワ感も少し出たようです、尻尾も向こうに行きましたか?、そしてウエット イン ウエットのバックが、主人公を生かしているか、ですが、これは見る方々の感覚と思います。


原画より、目が少し離れてしまいました、ここまで来るともう直せません、ご容赦を(ー_ー)!!


トマトさ~ん、ありがとうございました、気に入っていただけたら嬉しいです。