水彩画 徒然なるままに

自然の光と影を求めて、水彩画を描き始めました、そして懐かしい思い出もと思いました。しかし、ただの自己満足です、興味のある方はどうぞ

人生とは物語 松山選手、おめでとう!!

ゴルフの祭典、マスターズトーナメントで、
日本人が優勝した!!


松山秀樹選手、おめでとうございます!(^^)!


このたった三行のことが、いかに凄いことなのか、
それは、ゴルフという世界の物語が分からないと、
何のことやらですね。


☆絵と、文は関係ないです(笑)



このテレビ中継で、思いもしないことが起きました。


解説が55秒間止まってしまったのです。
中島常幸というシニアゴルファーがその解説の中心でした。


泣いていたのです、声を出そうとしても震えて声が出ないのでした。


日本の悲願!!が達成されたと、それに感動した人達の想いが
集約されたような中継でした。


私は、こんな中継を今まで観たことがことが有りません、でも、
いつの間にか貰い泣きして居ました。



今から60年近く前、私はゴルフに興味を持ちました。
近所に駒沢ゴルフ練習場があり、そこに通い始めたのでした。


何故ゴルフなのかって?、それは多分、一人で出来るスポーツ
だったからでしょう。私は、人とのコミュニケーションが
苦手でした、今でも余り変わりませんが・・・、


そんなこともあり、ゴルフをずっと続けて来ました、最近は
背骨を折ったりで、もう出来ないのですが(-_-;)


話はこのことではないです、ゴルフというスポーツの底流に
流れ続けて来た「物語」のことです。


何で、中継で解説者が泣いたのか、このことです。


今から85年前、初めて日本人がこのマスターズゴルフに参加
しました。それから延べ33人の日本人ゴルファーがこの
トーナメントに挑戦して来ました。


最高は4位でした、誰もこのトーナメントには勝てないのでした、
そして、この解説者の中島もその中の一人だったのです。


もう誰も勝てない、日本人には勝てないと、勝てない神話が歩き
出したのでした。


そんな中で、この松山選手が現れたのは10年前でした、苦節
10年と言いますが、まさにその言葉通りのことが続いて
来たのです。


彼なら勝てるかも知れないと、甘い夢を見始めたのが5年くらい
前でしょうか、でもそれもだんだんと萎んで来たのです。


そして、今年、彼の挑戦は実を結びました、その姿を観て、
解説者は泣いたのでした。



今年は、良くないことが多い、そんな中で、良く泣かせてくれます。


池江選手の活躍に涙し、乾く間もなく松山選手に涙しました。


そこにはそれぞれの物語が有ります、まさに人生とは物語なんだと、
その物語が分からないと、


解説者の涙も分からないんだと、感じた一幕でした。



いや、何を書いているのか分からないですよね、失礼しました!1