水彩画 徒然なるままに

自然の光と影を求めて、水彩画を描き始めました、そして懐かしい思い出もと思いました。しかし、ただの自己満足です、興味のある方はどうぞ

妙な感動をいただいた 献血600回の人 水彩画

持久微善を積んでたゆまず


こんな言葉がある、昔の賢人の言葉、人生を説いた言葉だろう


人生とは、ほんの少しのことの積み重ね、それをたゆまず
続けて行きなさい、ということなのか


この言葉の奥は深いと


☆以前に描いた、千葉の友人のお庭風景です、こんな季節が来たなあ、と



これはヤフーニュースでした、70歳を明日に控えて
最後の献血をと


何だろうと思い、記事を読みました、献血回数600
回と有った、


その方は、高校の時に献血を始めたという、そしてその方の
生き方の一部となっていった、献血でお一人でも
助かる人がいたらと、



何だろう、妙な感動が身体全体に広がるのを感じた、いや、
いただいたのかと思う


感動をいただいた、変かなあと、でもそれがピッタリと


その方は何故、続けて来られたのだろうかと、詳細は
わからない、でも聞いたとしても、ニコニコと笑われるだけかと
思う



一回の人生で、私達が出来ることはそんなに多くは無いだろう


多くは私を含めて、自分の頭の蠅を追い続けて終わりかも
知れない


ほんのたまに自分以外の人のことを思うことがあるくらいです。


一日一善という言葉もある、でも、何が善なのかそれも分からない
小さな親切大きなお世話、なんて、良い事そのことそのもの
も問題なのだ


絶対善は少ないと思う、その中の一つが献血に違いない
肉体を駆使して出来るたった一つの「善」なのかも知れない



持久微善を積んでたゆまず


これはそういう意味だったんだと、感動をいただきながらやっと
理解出来たと思った、その方が600回も献血をされた、


私は50年掛けて、やっとこの言葉を理解しただけ、いや
理解への切っ掛けをいただけた、だけの人生だったと


でもなあ、何もわからないよりは良いかと