水彩画 徒然なるままに

自然の光と影を求めて、水彩画を描き始めました、そして懐かしい思い出もと思いました。しかし、ただの自己満足です、興味のある方はどうぞ

PLAN75   水彩画

こんな題名の映画が、カンヌ映画祭で賞を受けた、と


どんな映画かは知らないのだが、その一端を垣間見ました。


75歳になったら、自分の命の終わり、つまり死を選ぶことが出来るという


75歳になった人達に、国から電話が入る、いかがしますか?と



主演は倍賞千恵子さん、至極の演技だろうと受け取った


死を選ぶも選ばないも自由なのだが、選べ!!、死を選べ!!と
言われているように見える


それが全く苦しまない死なら、選ぼうとするのかと




老人は皆孤独と、少なくともこの映画のダイジェストでは強調
されていた、果たしてそうか、そうなのかと思わせないでもないが



後期高齢者の入口、それが75歳ですね、私はそこにあと一年と
迫っています(生きていればですが(笑))


もし私の携帯に、75歳ですが、いかがしますかと連絡が入ったら
さあ、どうするかと考えてしまいました。


楽に逝けるなら考えよう、面倒なことの中の一番は、
死への階段の面倒くささだからと


よく、保険の宣伝に、子供達や周りに迷惑を掛けないよう
に、葬儀代くらいは用意しておきましょう、なんて
あるのだが


全くその通りかも知れない



この映画は、長生きするようになった私達への警告なのか
サラリーマンの定年を過ぎてもまだ40年も人生が
あるかも知れない現代、これは歴史上には答えが
ない


日長一日をぼーっと暮らす


私の年代は、あの団塊の世代、最も人数が多い世代、その世代が
まさに後期高齢者になろうとしている


そのタイミングで課題を突き付ける映画が6月に封切ろうと
している


観て見ようか、でも私が興味あるのはやはり倍賞千恵子さんの
映像だろう、


それを見届けたい、そう思っている