水彩画 徒然なるままに

自然の光と影を求めて、水彩画を描き始めました、そして懐かしい思い出もと思いました。しかし、ただの自己満足です、興味のある方はどうぞ

私には出来ません!!、それを言葉で出して下さい。 水彩画

ニッポン放送、11時からの人生相談、加藤諦三氏の言葉です。
(この時間、よく車の運転をしています)


94歳になる母に、今でも支配されている人生から、自由に
なりましょうと


(詳細はわかりませんが)、この64歳になる奥様に、加藤
諦三氏は語って居ました。


もう施設に入っているお母様から日々理不尽な要求が来るとの
こと、その要求に苦しめられてきたと



こういうことって、形を変えて、誰にでも起きるようなことなのですが、


この加藤諦三氏の回答に、ちょっと思いました。


その回答のあと加藤氏はこのように言ったのです。



その言葉を出すことにより、あなたの、あなた自身が
したいこと、することが分かって来ますから・・・と


本当に自分がしたいこと、やりやかったことがあるのに
それが理不尽な要求の下に隠れてしまっている、そして
埋もれてしまっているのです。


ご自分の人生を取り戻して下さい、それがあなたの再生です、と


☆以前に描いた、爽やかな朝、です。いつもいつも爽やかにとは
思うのですが、なかなか難しいこと、です。



昔からの道徳心に覆われ、母の介護が自分のやるべきことと
捉われて、自由を失っているのに気付かない


勿論、親の介護は最も重要なことには違いないのですが、
でも、出来ないことはある、限界はある、


それを素直に、でもやさしく、言葉に出して下さいと言い切る
加藤氏、こういうことってヒステリックになりがちです、
やっと出す言葉ですから、そうなるのです。


でもそれをぐっと抑えて、お母様に毅然とやさしく伝えて
下さい、これは出来ますけど、これ以上は出来ないのよ
お母さんと



これを聞きながら私はふと、父のことを思い出して居ました、
私の場合は、この女性とは真反対のことです。


何も出来なかったなあって、ゴメンヨお父さん((+_+))