水彩画 徒然なるままに

自然の光と影を求めて、水彩画を描き始めました、そして懐かしい思い出もと思いました。しかし、ただの自己満足です、興味のある方はどうぞ

何故 怪しげな免疫療法に掛かるのか

こんな記事がヤフーに出て居ました。


科学的な根拠の薄い免疫療法、これらを選ぶ療法を自由診療と言うのだそうです。それに対して、大病病院が基本とする治療を標準療法と言うのです。


この表題の問いかけ、私は間違っていると思いました。


何故と聞かれれば、標準療法では治らないからです。でも自由診療なら治るのか、それも有りません。しかしそれでも尚自由診療を選択するのは、一途の希に掛けるからでしょう。治った人が居るって聞いたわ、もしかしたら治るかも知れないと。


それを大学病院の医者は止めることはしません、何故なら標準治療では治らないと分かっているからです。


☆ある免疫療法の説明図です。



私の母が肝臓がん末期と言われた時父は、私を連れて大阪に向かいました。いや私が父を誘ったのかも知れません、つまり二人とも必死だったのです。


そこはあやしげな雰囲気!では有りませんでしたが、何とも原始的な考えが基本の方法を紹介して居ました。癌も栄養が必要だから、その栄養を上げなければ良いと言う考えで、方法は「ミルク飲み断食法」というものでした。


そしてその保育園のような広間では、マッサージをされている末期がんの患者と思われる人達がゴロゴロして居ました。でも、一様に笑顔であったこと覚えて居ます。私と父は、見学をして資料を貰い、そこを辞去しました。


父も、これは、眉につばと思ったかも知れません。


翌日、何と良いタイミングだったとしか言えません、そのミルク飲み断食法を進める組織に警察が入ったとニュースされました。おそらく高額を支払って治らなかった人達が訴えたのでしょう。そして「逮捕」と出て居ました。


後は、丸山ワクチン、某宗教、いろいろ行って見ました。丸山ワクチンは、少しの根拠が有りました、そして副作用がない、しかし本当の末期には効かないと私は思いました。


そして改めて、この表題の文言に戻って来ます。何故という問いに・・・、


そしてもし、この問いを書いた人の大事な人が癌に掛かったら、きっと同じような行動を取るのではないかと、私は思いました。


ですから一見、このような客観的に見える意見は、ただの対岸の火事を眺めているだけの陳腐な意見なのです。


ちょっと今日は、怒って居ます。