本当の言葉
これは、ゴルフの話です、ご興味の無い方はスルーでお願いします。
石川遼というゴルフプレイヤーがおります、日本プロゴルフの選手会長でもあります。
☆石川遼選手です。
でも彼は、長い間(3年から4年)、スランプの中にありました、迷いの中にいた、この方が正しいかも知れません。その彼が、日本プロゴルフの最高峰の試合で、優勝しました。これは快挙でした。
その優勝に対して、様々な方面から、お祝いの言葉が届きました。本当に頑張ったねとか、その類の言葉です。
その裏では、もう石川は駄目だと、そんな言葉もまかり通っていました。でも、優勝したら、手のひらを返したようにお祝いの言葉を並べるのでした。
そんな中でした、私はある記事に注目しました、それは石川のライバルであり、今はアメリカPGA(アメリカのプロゴルフ)で活躍している、松山秀樹プロの言葉でした。
その松山は、石川の久方ぶりの優勝に、なんのコメントも出さなかったのでした。そこで、日本の記者が松山に質問を浴びせたのでした。
記者 何とも思わなかったのですか?
松山 何とも思いませんでした。
記者 え、そうなんですか
松山 遼は、実力がないわけじゃ無いんで
松山という選手は、言葉が少なく、でもその一言一言に、重みが有ります。
言い換えれば、遼が優勝しても、当然のことと思い、コメントなんか要らないという世界だったのです。
チヤホヤしたコメントの多い中、この松山の言葉は、石川遼の心をえぐったと、こんなに嬉しいコメントは無かったに違いない!!、そう強く感じました。
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