水彩画 徒然なるままに

自然の光と影を求めて、水彩画を描き始めました、そして懐かしい思い出もと思いました。しかし、ただの自己満足です、興味のある方はどうぞ

笑顔の力

日本人女子プロゴルファーが、世界最高峰の大会(全英女子オープン)で優勝しました、大変な快挙と思いました。


樋口久子というプロゴルファーが42年前に全米女子オープンに勝ちました、それ以来のことです。そして男女を通じて勝ったのは、この二人しか居ないのです。



渋野日向子さん、20歳です、その大会を私は観て居ました。



圧巻は、彼女の笑顔だったなあ、この笑顔の源泉は何だろうと思いながら見ていたのです。



よく、勝利インタビューで、こんな言葉を聞きます。観客の笑顔に、拍手に力を貰いました、緊張感の中、顔が引きつるような雰囲気の中で、あの笑顔と拍手が無かったら私は勝てなかった、と。


これが普通と思います、私は何度かプロゴルフの大会を観に行きましたが、誰もが苦虫を潰したような顔をしてプレイして居ます。そこでは観客への配慮は皆無です。



でも彼女は違いました、真逆だったのです。彼女は自らの笑顔で、観客を笑顔の世界に導いたのです。意識して導いた?、そうではないでしょう、これはやはり天性としか言えません。


優勝賞金7500万円、この一打でそれが決まってしまう、顔が引きつっても当たり前です、しかし彼女はそうでは有りませんでした。


緊張はしていたと思いますが、そのショットを前で彼女は、キャディさんとじゃれ合っているようにも見えました、緊張の中でのリラックス、そうだったと思います。


そして結果はバーディをもぎ取りました、言葉でいうとこれだけなのですが、それはそれは凄かった!!、でも楽しかったです。


観客に常に笑顔を送り、それが観客を喜ばせ、多くの笑顔を彼女に送り返しました。笑顔の相乗効果です、何だか他のプロ達が霞んで見えてしまいました。


優勝おめでとう!!、すっかり私は彼女のファンになって居ましたよ。