本当の自分との出逢い、とは?
前回のブログ、伊集院静氏の言葉がちょっと重いです。
それは・・・・、
本当の自分との出逢い、それを幸せと呼びます、です。
私は病により命の期限を切られ、そんな自分を多分初めて
愛おしく感じたのです、つまり自分を好きになった。
それは、本当の自分と出逢ったからだと無理矢理思ったの
ですが、一方でそうかなって感じて居ます。
本当の自分て何だ、誰だ!!と、心の中で問う私
まるで少年ですね。
私達は、人生の中で様々な人間関係を結びます。
それは、自分と言う鍋の中のお湯に、他人が持ち込む
出汁やスパイスを投入するようなものと感じます。
真水?であったかそれはわからないのですが、いずれに
しても、そこに有った本来の私のお湯は、どんな味だっ
たかは、分からなくなりますね。
本当の自分と巡り合う為には、それらの出汁やスパイスを
濾過せねば成らないのか、って、それこそ分からないなあ
って思います。
★もうこんな季節でしょうか、これは以前に描いた、雪の渓谷です。春の景色に無理矢理雪を降らせたものです(笑)
やはりそれも違うかな、出汁の効いたスープは不味くはな
いなって。その他人の味も混じったお湯、積み重ねてきた
もの、それこそがお前なんじゃないの?って、
どこか彼方から、吠える声が聞こえます(笑)
まだ何処かに潜んでいるんじゃないかって、純粋な自分が
って、これも少年ですね。
今の病を抱えた等身大の自分、自分ってこれ以外には何処にも
居ないって、濁り切った心のスープも、飲んで見たら美味い!
なんて、素直に全部受け入れようと思うのです。
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