水彩画 徒然なるままに

自然の光と影を求めて、水彩画を描き始めました、そして懐かしい思い出もと思いました。しかし、ただの自己満足です、興味のある方はどうぞ

ライン年賀状

少しづつなのでしょうが、年賀の形が変わって来ました。


年末も近づくと、多くなってきたのが喪中の知らせです。


ちょっと前までは、ご両親が亡くなっての喪中でしたが、
今や、ご本人や奥様が鬼籍の人となって来ました。


そうやって、年賀状の数は年々減って来ています。



この頃、年に数回ですが、小学校の同級生たちが集まっています。


紆余曲折のある人生で、周り回って行きついた所が同級生達の懐
かしさだったのでしょうか。


早速、ライングループを作ろう!!って、提案されて参加しました。


カラスミを作った!!とか、孫が風邪を引いてとか、忙しいライン
ですが・・・・、


このお正月に、ライン年賀状となって届きましたよ。


ふ~ん、これは臨場感があり良い物だなあって




昔昔、年賀状が届くと、それを親父の座っている机に届けました。


結構うやうやしかったです、それを先ず親父が一枚一枚観てから
それぞれの年賀状を渡されました。


親父は羽織を着ていて、お袋は着物姿、子供達はそれぞれ一張羅
を着て、年賀の席に座った記憶が有ります。



70歳過ぎた同級生達の必死のライン年賀状は、今、横で中継して
いる箱根駅伝の走りにも似ていると感じました。


タスキをつなぐその姿に、自分から自分へ心のタスキをつないで
いく、老年人生の、若かったころには味わえなかった、不思議な
喜びを感じたのです。