水彩画 徒然なるままに

自然の光と影を求めて、水彩画を描き始めました、そして懐かしい思い出もと思いました。しかし、ただの自己満足です、興味のある方はどうぞ

十人十色ですから

この言葉は、何度もブログに上げて来ました。


私の主治医の言葉です。


そういえば何を聞いても、この言葉が返ってくるなって
最近気づいたのです。


最初は、そうだよな、病の症状って10人10色だなって
妙に納得していたのです。


私と同じような状態の方が、全身転移をしていたり、
この数値だったら、確実に転移しているって思ったのか、
最初のお医者が、私に余命宣言というお土産もくれたの
でした。


☆(昨年アップした絵です)会社の近く、すみれが丘公園の昨年の桜です。もう今年も、咲いてしまうのかと思うほど、暖かいですね。



主治医と私の会話の一例です、。


私   先生、宣言された余命はとうに過ぎたのですが?


主治医 十人十色ですからねえ


私   今のホルモン剤、間もなく効かなくなるって言われて
    いるのですが、間もなくっていつ頃でしょうか?


主治医 十人十色ですからねえ



これ、コントのネタをやっているのでは在りません、何を聞いて
も、この言葉が返ってくるのです。


病院内で、打ち合わせでもしているのかなんて、思うこと有ります。



確かに、主治医の言うことは間違っていないのです、オウムでも
答えられるような回答を、この先生は、誰にでも伝えているんだ
ろうなって。


大学病院には、このような答え方をするお医者が多いと思います。
病の進行は、不確実性の塊ですから、余計な言葉はご法度なので
しょう。


願わくは、こんな風に答えてくれたらって、


野菜党さん、調子はいかがですか?、全く病って10人10色
なのですが、そんな中でも野菜党さんは余命を越えて頑張って
ますね!、これからも一緒に頑張りましょう!!


なんて言われたら、一生この先生について行きたいなんて、
思うかも知れませんね、私って単純ですから(笑)


失礼しました。