学校給食 ある納入業者の苦悩
学校給食、魚を納入する業者に怒りの電話が入ったと。
それは給食を司る栄養士さんから、でした。
内容は、納入された魚の切り身に
一本、骨が有ったと
☆ネットからの写真です、こういうパック今は多くはなりましたね。
おいおい、何を言ってるんだこの人はと
常識論を語ろうとしたのだが、諦めたという。
全く通じないのです、魚には骨があるもの、
それが通じないのだと。
栄養士さん曰く、私は切り身に骨が残っていたなんて
一度も有りませんよ、一度も!!
そんな馬鹿なと思いながらも、謝って謝って謝り
ましたと。この仕事を無くしたら、どうにもならない
からと。
この話を聞きながら私は、先日のスーパーでの買い物
で、骨取りシャケと、骨取りサンマ、骨取りサバという
コーナーを思い出していた。
なんだこれは~、そうか、こうすると魚が売れるのか
って、かみさんに話したら、そんなのずっと前からよ
と相手にされなかった。
確かに骨が無ければ食べやすいだろう、全部食えるもの
なと思いながら、でもこの手間は大変だと。
この栄養士さん、こんな骨抜き魚が当たり前の世界で
育って来たのかって、思ったのです。
自分の常識が社会の常識と離れていても、注文する
立場の強さが勝り、ここでも大事なことを学ぶことが
出来なかった栄養士さんは、哀れかも知れません。
ふと、思い出しました。
時の財務大臣が、とある記者から、マックハンバーガー
の値段を聞かれたとのこと、
う~ん、案の定全然知らない、挙句の果てに一個4~5千円
くらいか?って、言ったとか。
知らないんだそれも、とことん知らない、江戸の将軍よ
り知らないって、アホの限りだろう。
やっぱりサンマは目黒に限る!!って、愛嬌があれば
少しは良いのですが。
何とも情けない、今回は、切り身の骨でしたが、
失礼しました。
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