お金で買えないものは無い、と
若き日のホリンモンが吠えていた、今でも同じかな。
本当にお金で買えないものは無いのか、こういう質問に
多くの人がこう答えるだろう。
「愛」は買えないだろう、と。
☆もうこんな季節になりました(明月院だったか長谷寺か)。
そうだろうか、本当の愛は(それがどんなものかは別にして)
買えないだろうが、凡人(私のような)達の薄っぺらな、愛の
ようなものなら、沢山売買されているね。
でも、本当に無いのだろうか、お金では絶対買えない「愛」って。
ここで思い出すでしょう、あの有名な短編を・・・、
そう、皆さんご存知、O・ヘンリーの「賢者の贈り物」です。
以下、あらすじです(念の為に)
貧しい夫婦、ジェイムズとデラ。彼らが自慢できる宝物は、夫が祖父と父からもらった金時計と、妻の美しい髪だけ。
クリスマスの前日、デラはジェイムズに時計の鎖をプレゼントするため、自慢の髪を売ってしまう。帰宅したジェイムズは、髪を切ってしまったデラを見て驚く。
そして、時計の鎖のプレゼントを見てさらに驚いた。ジェイムズは、時計を売って、デラに櫛を買ったのであった。
何とも乱暴なあらすじで失礼、でも、的は射ていると思います。
本当はとても残念な物語、金時計は売り、長い髪も売った二人は
お~お~と泣き崩れ、仲違いしてもおかしくないですね。
でも、それとは真逆に二人は、お金では絶対に買えない
「愛」を、疑う余地なく受け取り合えたのですね。
こんなこと、普通は無いです。
実際私達は(いえ私は)、秤に載せて重さを計る愛しか
知りません。どっちが得なんだ、そうかそれなら結婚しようか
とか、こんなものならやっぱり、ホリエモンの勝ちです。
ところで、サンタクロースは何故年寄りなのかと、武田鉄矢氏が語って居ました。
若くてはいけないのか、と。その答えはサンタクロース物語に
あるらしいです。
サンタクロースの仕事は、子供達へ贈り物を届けること、ですね。
でもこれは絶対にお金では買えないもの、それを贈るんだと。
この続きは次回に、
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