幸せは二人三脚でやって来る
幸せは二人三脚でやって来ると言ったのは、
以前の資生堂社長ですが、それを聞いた時には
幸せの方だけ受け取れば良いやくらいに、思っていました。
若い時の結婚って、これくらいの考えだったかも知れません。
ところが二人三脚でやって来るものは、鉢巻きで
縛られて居ますから、片方だけという訳には行かない
のですね。
どうしても両方受け取らねば成らない、
それがだんだんわかって来ます、年齢と共にです。
☆妻の故郷の春です。
でも、ひるがえって見ると、こういうことって人生には
山ほど有りますね。ただ、両方は受け取って居なかった
だけでした。
私にとっては遠い記憶、でも、どうだったのかと
思い出しながら、妻に一言、これがどのくらい大きな
地雷なのか、いつも後でわかるのですが・・・( *´艸`)
あのさあ、中学の時って、子供達給食だったっけ?
これがその後、家中の平和を崩す言葉となるとは・・トホホ
ええ~、中学の時?、ああやっぱりね、そんなことも覚えて
居ないのね、と。
お弁当よ、それも毎朝二人分、それが終わると貴方の朝ご飯
そしてしばらくして私の朝ご飯よ!!
私は朝から、4回もご飯作って、と、それから延々と
お言葉は続いたのでした。
30年前のことがおぼろげな私を許せない妻は、ここぞと
ばかり、地雷を爆発させたのでした。
妻が必死でやっていたことは当たり前のことと、受け取って
は居なかった私。
毎朝作る朝食を、それが当たり前のように食していたのでした。
だから一方で、4回も朝ご飯を作っていたことなんか、
全然記憶にはない訳です。
妻の機関銃のような言葉の雨を聞きながら、いや、こういう
ことって、他にも沢山あるだろうと、
すまんなあ、良くも俺のような者と一緒にいてくれて
と、告げようと思ったのですが・・・、
これがまた新たな地雷かも知れないと思ったりして、
情けない情けない
幸せは二人三脚でやってくる、皆さん何が来ても、
全部受け取りましょう!!
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