水彩画 徒然なるままに

自然の光と影を求めて、水彩画を描き始めました、そして懐かしい思い出もと思いました。しかし、ただの自己満足です、興味のある方はどうぞ

どうだった俺の生き方は?

山本寛斎氏が永眠された。


白血病で入院していると間接的には聞いていたのですが
誠に残念です。


別にファンなのでは有りません、彼と彼のお仲間達が
私共のお客様なのです。


イベントがあると(この夏もあるのかな、無理だろうなと思っていた)
その衣裳たちが私共の工場を賑わします。


派手!!派手!!派手!!な衣装が、地味な工場の雰囲気まで
変えてしまう程です。


凄いお人だなと、76才にも成られて、若者達を
引っ張って行くこと自体、出来ることでは有りません。


★写真はネットからです、毎年7月~8月に開かれるイベントの写真です。こんな衣装達が工場を占領します。




内情も知らずに書いています。



急性骨髄性白血病、白血球が際限なく増え続ける病、
血液が白くなるような病、だから白血病なのです。


とめどなく増え続ける、この状態を医学では「癌」
と呼ぶのですね。遺伝子は決められた動き、増え方
をするのですが、それからはみ出た細胞が産まれる、


白血球も同じ、癌化したら止められないのでしょう。


そう思うとあの池江さん、よく助かったと思います。



その寛斎さん、最後の病床でこう語ったと書かれて居ました。


俺の生き方、どうだった?と


この言葉が最後のメッセージだったと、カッコ良すぎますが
疑うことなく、それで良かったのだと何故か思いました。



コロナの影響が有ったのかどうかは分かりません。


私共に取りましては、大事なお客様が一件無くなった訳です。


ああ、取り戻さなくちゃなあ!でも、イベント衣装関係は
全滅だものなと、


しばし考えさせられた一日でした。


寛斎さん、天国でもイベントやって下さいね、きっと
喜ばれると思いますよ。


失礼しました。