大相撲の優勝者、照ノ富士の言葉です。

３０場所前（一年６場所ですから５年前）に彼は大関でした。
記憶ですが、テレビの宣伝にも出て居ました。

でも彼を襲った怪我と内臓疾患で、どんどんと成績を落として
行ったのでした。

★照ノ富士（ネットからです）

大関→関脇→小結→前頭→十両→幕下→序二段と落ちて行きました。

大相撲は、十両以上を関取と呼び、それ以下は相当酷い
立場となるのです。

親方！！、辞めさせて欲しい！！と何度も申し出た彼、
でも、親方はそれを許さなかったのでした。

身体を治して完全な身体を取り戻し、それでも駄目だったら
辞めたら良いと、絶対に許さなかったのでした。

親方は思っていたのでしょう、彼は健康を取り戻せば必ず
上に上がると、その身体、１９２センチ、１８０キロ、
健康に成れば負けることはないと親方は思っていたのです。

どん底から３０場所目、彼はやりました、それも優勝という
形で、親方の期待に応えたのでした。

辞めないで良かった、それは自分で決めたことだから、と。
ああ、もしかしたら親方も同じだったのかなと。

人生だなあって、何故か涙腺が緩みました。

思ったのです、辞めないで良かった、この言葉は、反対もまた
真なりと。

辞めて良かった、これも有り、別れて良かった、これも有り
別れないで良かった、勿論これも有りです。

一体何が問題なのかそれは・・・・、自分で決めた、このこと
でしょう。

自分で決めたら、その先に地獄が待っていても突き進む、
その先には必ず果実が待っているのだと、それはいつの
ことかは分からないのですが・・・、

私は２２年過ぎました、決意してから２２年です、そろそろ
かなと思ったらコロナでした・・・、

小さいなあ、俺ってと

改めて我が人間の小ささと対面しながら、
まだまだ俺は、自分のことばかり考えていると・・・、

照ノ富士さん、おめでとう、これからも応援しますよ(-_-)/~~~ピシー!ピシー!