水彩画 徒然なるままに

自然の光と影を求めて、水彩画を描き始めました、そして懐かしい思い出もと思いました。しかし、ただの自己満足です、興味のある方はどうぞ

裸足タビ

ご存じだろうか、裸足タビを


知る訳ないですよね、いわゆる日本タビの外番なのですが・・・、


小学校の運動会、まだろくな運動靴が無い頃でした。
徒競走は花形で、それに勝か負けるかで、クラスの
序列も決まったのです。


足が早いことは、勉強が出来ることよりずっと上だった


みんなみんな馬鹿だったなあ(笑)



ところで裸足タビ、誰かが何処で仕入れて来たのか
履いていたのです、ある年の運動会で


全員羨望の眼差しでした、第一かっこよかった、
今考えると、アホな格好なのですが、友人という
友人達は、それ何処で売って居るのかとやっきとなりました。


お母さん!!、裸足タビ買って!!と


あれを履けば、一番だよ、本当だよって・・・、


母は、何を馬鹿なことを言っているのと、話に成らなかった


羨ましかったなあ裸足タビ


でも、タビは履かず、裸足で走ったやつが一番になった時、全員の目は
覚めたのです(笑)


★ネットに写真ありました、お借りしました。これきっと昭和の運動会ですね、履いて
いるのが裸足足袋ですよ。



足が早いこと、それが他の何よりも大事だった


当時、道端には馬の糞がよく落ちていた、道を馬車が歩くのです。
その糞を踏むと、足が早くなるって信じていて、誰もが
糞を踏みにいったんですよ。


ところが間違えて、牛の糞を踏んだ奴がいて
どういう訳か、本当に遅くなってしまったとか(本当か?)


そんなことはあるはずも無いのに、これがそれなりの
小学校文化だったんだと、懐かしいなあ。


裸足タビ、思い出です。