水彩画 徒然なるままに

自然の光と影を求めて、水彩画を描き始めました、そして懐かしい思い出もと思いました。しかし、ただの自己満足です、興味のある方はどうぞ

疲れ果てて ゴッホ デッサン

ゴッホの絵「疲れ果てて」のデッサンが発見されたと、新聞にニュース
されて居ました。


100年眠っていたそのデッサン、さぞかし疲れ果てたことだろう(ー_ー)!!


☆発見されたデッサン、です。


☆これが完成作品と言われていますが、デッサンの方が何だか臨場感を感じます。


(ゆいばーちゃんさんのブログにも載せられて居ました)


ゴッホは、その短い生涯の、もっと短い晩年の10年で2000枚の
絵を描いたと、しかもその10年の内、後年の3年程に、集中して
描いていると、言われて居ます。


この後年の3年で、あのひまわりも、跳ね橋も、糸杉も、自画像も、種を撒く人も、星降る夜の景色も、描いたと


おそらく絵筆を持っていない時は、寝ている時くらいだったろうと思うのです。


しかし、何故そんなに集中して描いたのか、描きたくて描いたのか
でも、そんなことを聞いても、せんないことです。



しかし、この絵にその答えがあるのかと、思うこと有ります。


苦悩が絵筆を持たせた、と


晩年に自らの耳を削ぎ、そして拳銃自殺したゴッホ、それも30代の若さだった、


これを見るだけでも、誰がその一生の苦しみ悲しみを図れるのだろうかと、
そして図っても意味がないと
思うのです。


生涯に2000枚の絵を描き、たった一枚しか売れなかったゴッホ、


ゴッホ亡きあと、その膨大な量の絵を預かったのは、弟テオの奥方でした。
もし、彼女が居なかったら、この膨大な量の絵は、捨てられていた
ことでしょう、油絵なのでよく燃えたかもしれません。


ゴッホの苦悩は、その子孫を潤し、世界の人達に感動も与えた、
それを彼自身は知る由もありません。



疲れ果てて、私は心が迷うと(迷いっぱなしですが)この絵を抱えます、
ただのコピーされたペラペラの紙なのですが・・・・、


失礼しました!!