水彩画 徒然なるままに

自然の光と影を求めて、水彩画を描き始めました、そして懐かしい思い出もと思いました。しかし、ただの自己満足です、興味のある方はどうぞ

お優しい目 支える手 睦まじさ

今日は一か月検診、相変わらずの3時間待ち
おっと、今日は記録だ出ました、30秒診断でした(笑)


先生  ああ、野菜党さん、こんにちは、一か月いかがでしたか?


私   ええ、特に何も無かったです。


先生  (画面を観ながら)、えーと、ああ、数値は変わらないですね


私   頷いただけでした。


先生  では、来月は9日で良いですか?


私   (ちょっと考えて)大丈夫です。


先生  それでは予約入れますね、では、隣で注射を打って下さい!!



隣とは、ナースステーションのことです、いつもそこで、一か月製剤
ニュープリン(ホルモン剤)を打ちます。


この先生3回、私2回の会話で30秒を多分切ったと思います、まあ、
どうでも良い事ですが(ー_ー)!!



今日の記事はそのことではないです。


三時間待ちの間、私の前の席に睦まじく座られていた80歳前のご夫婦
のことです。


奥様がご主人に何かを伝えようと、ねえと、ご主人の肩に手を当てる
すると、ご主人が、奥様の方を向かれるのですが・・・・、


ご主人が奥様の方を向くときの目に、私は吸い寄せられました。


優しいのです、こんな穏やかな目に逢ったことが有っただろうかと
その穏やかな目を奥様に向けながら、声を出すでもなく


その目で奥様に語り掛けていたのです。


その語り掛ける目に目を合わせながら、奥様の手はご主人の手を
握っておられました。


その手は、その握り方が、ご主人の病の重さも語っているようでした。


ご主人の番号が呼ばれました、ご主人は奥様に支えられたまま立ち上がり
診察室の人となりました。



優しさって、一朝一夕で出来るものではないなと


反対に、憎しみもそうだろう、それも一朝一夕で積み上がるものでは
ないなと


どうせ積み上げるなら、優しい方が良いに決まっている
でも、実際には、そう出来る人は、仰天の星のごとく
なんだと



3時間待ち、30秒診察で、ちょっとイライラしていた私、
でも、このご先輩ご夫婦のお陰で、心穏やかになり、
心地良い時間を過ごさせていただきました!(^^)!


ありがとう!!、感謝( ^)o(^ )


追記
30秒診断、それは私の病が悪化に向かってはいないということです、
勿論、これにも感謝!!です。