水彩画 徒然なるままに

自然の光と影を求めて、水彩画を描き始めました、そして懐かしい思い出もと思いました。しかし、ただの自己満足です、興味のある方はどうぞ

君は何を描きたいのかね ブルーピリオド 水彩画


熊野画伯、当時洋画壇の重鎮だったとか、


その画家が、父の見舞いに訪れた(後に父のデスマスクなどを描かれた)
時、壁に掛かっている絵を見て、私を振り返った。


そして放った言葉が、表題の言葉でした。


君は何を描きたいのかね・・・・・、この質問は、私にとって唐突
であり、戸惑いでも有った。


それからもう、何年過ぎたであろうか、熊野画伯も黄泉の国行きの
列車の人となった


熊野先生貴方は何を描きたかったのですかと、一度聞きたかったのだが
そんな勇気も無かった



ブルーピリオドというアニメがテレビ放映されている


絵には何の興味も無かった高校生が、渋谷という街に感じた「青色」
を描きたい!!と思い始める



描く喜び、描く苦しみ、それが全部楽しいという言葉が流れる


そして美大受験へと向かっていく物語です。



改めて聞かれると、戸惑う、俺はいったい何を描きたかったんだろうと


分からない、ただ描きたいからではいけないのかと、
70を過ぎた爺が、幼稚園児のように


困っている