水彩画 徒然なるままに

自然の光と影を求めて、水彩画を描き始めました、そして懐かしい思い出もと思いました。しかし、ただの自己満足です、興味のある方はどうぞ

流れる水の上に 筆で書くような人生だったと  水彩画

黒田官兵衛(後に如水)の言葉とされています。


自分の人生を振り返り、このような言葉を残されたのかと思います。


流れる水の上に字を書こうとしても、字は書けません、でも書いている
本人にはわかります、何を書こうとして来たのか、何を書いて来た
のかは


その人の心の奥底には刻まれるからですね。


つまり人生とは、自分と本当の自分との関わりなんだと


☆このところ、秋の色ばかり挑戦(夏は無視)して来ました、そして最後は挫折しました。与えられた課題は秋、この絵は以前北海道へ旅行した時にちょっと感動して描いた、駒ヶ岳です、これを含めた三点を、出すことにしました。選考は、第三次まであり、先ずは第一次ですね(笑)




以下、彼の辞世の句と言われています。


おもいおく 言の葉なくて つひにゆく みちはまよわじ なるにまかせて


「思い残す事は無い」
「我が人生に一片の悔いなし」
「悔いはない」
「本望だ」


この鍵カッコは、ネットの解説です、他人の解説ですので何とも言えません
が、でもきっと、こんな覚悟の人生を送って来たのかと
想像します。



普通なら、思い残すことばかり
     我が人生、悔いばかり
     やはり悔いばかり
     本望って有ったのか?


こんな所かもしれません(いや、これは私のことです)



人生とは、流れている水の上に、筆で描くようなこと


この言葉は、何を語っているのか・・・・、


私達は、産まれて来る時も一人、死ぬる時も一人、
自分自身が生きて来た道、その本当は、自分だけが知っている


それだけで良い、それだけが尊いと、そのイバラの道を振り返り
己に賛辞を贈るのも自分自身しか出来ないことと


この句には、込められているのだと思いました。