水彩画 徒然なるままに

自然の光と影を求めて、水彩画を描き始めました、そして懐かしい思い出もと思いました。しかし、ただの自己満足です、興味のある方はどうぞ

あなたのような人もいる 本当に十人十色です、と

以下、癌だの何だのと書いています、ご興味ない方は
スルー下さいね(*^_^*)



今から7年前の3月21日の夜、私は尿閉という状態となり
急ぎ、泌尿器科を受診した。


これは大変だ!!と驚いたのは私ではなく、お医者の
方だった


何が大変なんですか?


大きいんですよ、そして硬くゴツゴツしている、私を
触診した泌尿器科医は興奮していた


赤ん坊の頭暗いあるねえ、これは、不味いよあなたと
私を脅し続けた


直ぐに、大学病院に行って下さいと、紹介状を書かれました。


前立腺癌、癌の中でもゆっくりと進むと言われているおとなしい
癌、でも、一つ山を越えるとスピードを増していく、あなどれない
のです。


病院での診断は、癌の数値は425、ステージ4、余命2年、施す方法無し、
(手術不可・放射線療法不可)ただ延命措置あるのみと、


そしてホルモン療法がスタートした。


正常な数値は4以下でしたので、いかにこの数字が高かったか
いまでも、呆れる想いです。


今だから語れるこの物語、当時の私の心の中はグチャグチャだった


☆病院への道、旗の台の商店街です、もう何度通ったのか、これからも通う道です!!



あれから7年、この3月21日で、丸七年を迎えます。


先生、もうすぐここに通い始めて丸7年ですね、こんなに生かされて
感謝致します!!と、思わず言葉が出ました。


主治医は私と向かい合い、間髪を入れずに言いました、


あなたのような人もおられる、本当に十人十色です・・・と
ちょっと感慨深そうに先生は答えられました。


先生、癌はどうなって居ますか?


ちゃんと有りますよ、そのままで、有るんですよ
でもねえ、休んでいるのか、おとなしく鎮座したままです。


そんなことがあるんですか?


う~ん、これは事実ですからねえ、それ以上は何とも言えません
が・・・・、でもねえ、いつ活動を開始するかは
わからないので、慎重に行きましょうね


これからも


主治医にも分からないことが起きて来た、そして、あなたの
ような人もいると、それ以外の表現は見つからないと


そのお顔は語って居ました。