伊根舟屋の夕 水彩画 馬鹿の一つ覚え
馬鹿の一つ覚え
そんな言葉がある
馬鹿なんだから、一つくらいちゃんと覚えなさい!!と
それこそ馬鹿にした言葉なのだろう
NHK、サトウサンペイ氏のことを特集していた、
26年間新聞に「三太郎」と題した4コマ漫画を描き続けた方です。
91歳で亡くなりました(合掌)
サラリーマン漫画の先達で、しかしご本人はいつだって
大真面目、そしてこの漫画に命を掛けてきたという
そしてこの4コマ漫画は大人気となり、今日でも
消えることはない
そこにはサラリーマンの悲哀、笑いとジョーク、憐憫などたった4コマに
凝縮されていた
うん、君の昇進のことを部長と相談したのだが・・・・と
課長が平社員三太郎に話し始める
係長かなと思ったのだがすでに彼が居るし、
係長補佐と思ったのだが〇〇君がいるよね
そこでどうだろう、係長補佐代理!!では・・・、って
それは~~~、名刺に書けませんよ課長!!!!と三太郎
そんな4コマでした。
サトウ氏は、私は馬鹿の一つ覚えのように漫画を描き続けて来ました、こうやって
描いた漫画を並べてみると、
これで良かったんだって思うのです。
馬鹿の一つ覚えって、私にとっては一つの金字塔なんです、そして
これが本当の馬鹿、
でもそれが私に、幸せをくれたのかも知れません・・・・、
後半は私の想像が入っています、きっとそうなんだろうと思ったからです。
この頃私は、水彩画馬鹿になって来て居ます、そして時折思います、
馬鹿って良いなあって(笑)
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