店主と客
一つは天ぷら屋の出来事です(ニュースネタは、朝のラジオです)。
ある天ぷら屋で、こんなことが起きました。天ぷらを出された客がおもむろにその天ぷらの衣を剥いで、食べ始めたのだそうです。
そこで、いさかいが始まりました。結果店主は、もうお金はいらないから帰ってくれと、その客を追い返したのでした。
天ぷらを食べに来て、その命である衣を剥ぐとは何事だ!!という理屈と思います。
以下はあるすし屋の話です。
ある常連客、呑んでばかりいて全然寿司を注文しないのでした。ある日店主が言いました。
店主 〇〇さん、うちはすし屋なんで、寿司を食べてくれませんか?
お客 何!!、毎日来て、つまみも頼んでいる、その上寿司を注文しろだって?
店主 お願いします、すし屋なんで
この会話のあと客は、置いてあったダルマのボトルをカウンターに叩きつけて割ってしまい、そのまま帰ってしまったのでした。
ふざけるな!!という心境だったのか、その御心(笑)は分かりませんね。
この二つの話、共通しているのは店の方針(店主のこだわり)を客に強制したことです。これは、個人店だから出来ること、そう思いました。
客とすれば、天ぷらをどう食べようと勝手だろうと、すし屋で寿司を食べなくても良いだろうと、それは客の自由だ!!と言ったところでしょうか。
後日談
すし屋でボトルを割った客、数日後菓子折りを持って、謝りに来たとのこと、です。我儘な人で、もう他に受け入れてくれる店が無かったとは、店主の言葉です。
衣を剥いで食べたことを聞いていた、コメンテーターのテリー伊藤が、自分も衣を剥いで食べること有りますよと、のたもうて居ました。
食べ方は客の自由ということですね、でもなあ、店主に見えないように衣を剥したら良いのになんて、小心者の私は思いました。
失礼しました。
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