リンパ流とは?
私の癌は、リンパにも影があると言われたのですが(3年前)
それは幸い今は見当たらないようです、ようですと言うのは、今は見当たらないが
いつまた、現れるか分からないという意味でしょう。
さて、リンパって何でしょう、私はその名称だけで、何も知りませんでした。
私達の身体の中には、血液の流れと、リンパの流れがあると、言葉では知っています。
ではそのリンパって?
何なの、何であるの、何をしているの?って???だらけです。
これを端的に現した言葉があります。
上水道と下水道、です。
血流は上水道、リンパ流は下水道、こう理解すると少しは分かりやすいですね。
リンパ流は赤く有りません、その理由は、血管壁を赤血球が通れないからなのです。
血管は、身体の隅々まで広がり、最終的には毛細血管から流れ出し細胞へ浸潤します。
その細胞から腐敗物がまた静脈に戻るのですが、それを補うようにリンパ管にも流れま
す。特にリンパ管はその膜は薄く、ウイルスまで取り込んでいくと言われます。
つまり、静脈には取り込まれない大きなゴミも、取り込んでいくのですね。それを濾過
する装置が、リンパ節なんだそうです。
そして最終的には、静脈に沿って心臓近くまで進み、心臓の手前で静脈と合流するのだそうです。
そうか、下水道なんだと、妙に納得しながら、本当に大事なのに余り知らないんだなと
思いました。
友人が先年悪性リンパ種と診断されて、瞬く間に逝きました、その理由の一つが、この
下水道の大切さなんだと思いました。
下水道が壊れれば、病原菌もウイルスも、忽ち全身に回ってしまうのです。
失礼しました。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。