水彩画 徒然なるままに

自然の光と影を求めて、水彩画を描き始めました、そして懐かしい思い出もと思いました。しかし、ただの自己満足です、興味のある方はどうぞ

京アニ火災、大火傷で入院されていた

20歳台の女性が亡くなったと本日、報道されました。




☆以下の記事は、あまり身体に良くない表現があると思います、
 そういうの苦手な方はどうかスルーして下さい。



何と残酷な、想像を絶する苦しみを何十日も浴びせられな
がら、やっと彼女は平穏を取り戻せたのかと、心より合掌
しました。


大火傷の治療の過酷さは、昔、厚木基地でしたでしょうか、
基地の近くにジェット機?が落ちて、民家を直撃し、その
の奥様が、大火傷を負った経緯がドラマ化されたことが
有りました。


全身の火傷は、身体の何パーセントをやられたかで、生死
が決まるらしいのですが、それよりも、その治療がすさま
じいのです。


火傷の跡が火照り続けて、叫びをあげるほどの痛みが襲い
続ける、皮膚移植にも限界があり、ケロイド状の皮膚が、
ある程度固まるまで、その激痛は続く訳です。


そして極めつけは(映画の中ですが)、炎症を和らげる為
か、頻繁に硝酸銀のプールに全身を漬けるのです。


口内炎などを治療に医者へ行くと、小さな石のようなもの
で、口内炎をちゅーっとすると、口内炎はその内治ってき
ます。その石のようなものが、硝酸銀です、私やってもら
ましたので、その激痛も未だに覚えています。


あれを全身に!!と思っただけで、殺してくれと願うでし
ょう。


映画でもその女優が、お願いどうか、もうやめて下さいと
大きな声でやめてやめてと叫ぶ中、全身が硝酸銀に漬けら
れます、ギャーっという悲鳴が鳴り響き続けて、彼女は失
神してしまいます。


そんな過酷な治療を重ねても結局彼女は助からなかった、
そんな記憶が有ります。


多分京アニの彼女も、そんな治療を受け続けても助からな
かったのです。では、助かったらどうかと言われると、そ
れはそれで違う人生格闘が始まります。



人生とは何か、降りかかった運命をどう受取れば良いのか、
それが余りにも残酷だった時は、もうお手上げしかないの
ですか神様・・・・、


もしかしてあの世で、あなたは辛い体験をしましたねと、
この辛い体験は、あなたの魂を向上させましたよって、も
し、そんなことが有れば、ほんの少しは救われるかも知れ
ないと。


死んでチーン、全てが終わりなんて、駄目ですよ、絶対に。


失礼しました。