参った!!
参りました、流石、かみさんです。
かなり以前、私が親知らずか抜歯して帰って来たとき、麻酔が切れた
あと、その余りの痛さに涙も出ました。
う~んう~ん唸りながら、よう頼む、先生に電話してくれと、かみさんへ
そうしたら、その私の状態をそのまま先生に伝えたのです。そして何やら
ふむふむと聞いていました。
その内容は分からなかったのですが、頼んだ相手を間違えたと私の本能
は察して居ました。
そして妻は一言・・・・、
泣かしておきなさいって!!
この明るい声を私は未だに忘れません(ー_ー)!!
今回の、ギックリ背中ならぬ、圧迫骨折
これ経験者は分かると思うのですが、何とか横になったあと
全然起きられなくなります。ちょっとでも背中を動かそうも
のなら、激痛が背中全体を襲うのです。
その私の姿を見ながら、かみさんが一言のたもうたのです。
お産の陣痛には敵わないかな!!って
そこに来たかと、痛さを比べることなんて出来ないのに、
しかし、何故か私は妻のこの一言に・・・・、
参った!!と思ったのでした。
かみさん曰く(独り言のように)
だんだんと迫りくる出産、陣痛が山を登りだす、その頂上の痛さが
またやってくる、それに備えて全身を硬直させる、その途端に
う~んと痛さが全身を駆け回るのよ、って。
それが何日も、何回も、いつ終わるの?って思う程に続くのよ!!!
まさか、40数年前のことを、このような臨場感で語られるとは
参った、参ったと
私はこの妻の苦しみを多分、一つも共有しては居なかった
あの歯の時と同じだなあ、泣かせておきなさいって。
痛いのは生きている証拠、しっかり生きましょうと、妻の
鼻歌が聞こえたような、聞こえなかったような
トホホホホ・・・・・、
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