圧迫骨折 その後
今日、頼んでいたコルセットが出来上がりました。
まるで中世の貴族女性達がつけるコルセットです、ひもの周りの縦の柄は、
鉄板が入って居ます。
私 先生、こんなに痛いとは思いませんでした。
先生 骨折ですからね、痛いですよ。
私 いつまで続きますか?、私、横になると痛くて、ソファーで座って
寝ているんですが
先生 一か月くらいかな、日を追うごとに少しずつ良くなって行きますよ
私 一か月ですか?、老人でも?
先生 年は余り関係ないですね、骨は作られますから
この会話のあと、今日もレントゲンを撮りましょうって言われ、ぞーっと
しました。
レントゲンの台の上に乗るまでは良いのですが、やっと横になりでも、全く
その状態から動けないのです。
さあ、横になって下さいって、親切そうな看護師さんが指示されます。
私が動けないでいると、さあーっと寄ってきて、何も構わずに私の身体を横
にしたのです。
ギャー!!っと声が出たかは忘れましたが、その痛いこと、動かされた途端
全身をウエーブ状の痛みというか苦しみが走りました。何と薄情なと思いつ
つ看護師さんを見返すと・・・、
ニコっと笑みを浮かべて、のたもうたのです。
そーっとやっていたら多分痛い痛いと言われて動かせなくなるのよ、それより
痛いでしょうけど、一瞬の痛みにするの、ごめんなさいね、
と言いながら、さあ今度は反対よと言いながら、抵抗する間もなく身体を反転
させられました。その時の激痛は、生涯忘れないかも知れません、でも同時に
思いました、人間は全身で生きているんだってことを。
まあ、そういう訳で最後に、コルセットを装着しました、まるで上半身はあの
ロゴコップです、ぶよぶよのロボコップ、少しも強そうではないですよ(笑)
上半身シャキーン、です、これであと一か月頑張ろう!!って、しかしその時
看護師さんの声が遠くから響いて来ました。
来週もレントゲン、撮りましょうね。
うえ~、参ったなあ・・・・・、
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