水彩画 徒然なるままに

自然の光と影を求めて、水彩画を描き始めました、そして懐かしい思い出もと思いました。しかし、ただの自己満足です、興味のある方はどうぞ

骨か命か

一か月検診で、やむなく訪れた病院は
様変わりしていた。


入口脇に張られた大きな白いテント、
コロナ用だなと、誰もが想像する。


いつも沢山開放されている入口は、一つになっていた。


その一つも何やらビニールの壁と天井に覆われ
その向こうに、こちらを向いたカメラのような
もの、そうかこれは、温度を測るあれだなと。


その前でしばし立ち止まった私に、その向こう側
からやさしい声が響いた。


大丈夫ですよ、お通り下さいって(何てやさしいんだ)


看護師さんも事務員さんも、結局はその人なんだと
当たり前のことを思ったのです。


★新緑の等々力渓谷、この絵は尊敬する先輩にお嫁に行きました。今ごろ渓谷は
 新緑に覆われているころだろうなって。



でも、大変だなあと、コロナだけでなく病院という
所は、あらゆる疾病を抱えた人達が訪れる訳で・・・・、


戦々恐々とはこのことだろう、マスクでは何も防げ
ないと知りながら、せめて自分から移さないように
と。


この頃マスクは、オリジナルが増えてきたかくいう
私も、会社で作ったオリジナルマスクをしている。


これも一つの文化だなあって、思う。



さて、表題の副作用


参っています、やはりもとの薬に戻さねば駄目か、と。


元の薬はステロイド系のプレドニンがセットで、これを
一緒に飲まないと、身体がバランスを失うというのです。


所が、このプレドニンは、骨を柔らかくしてしまう作用
が有ると整形のお医者に指摘され、勿論主治医もそのこ
とはご存じで、だから背骨を骨折した私を見ながら、


やってしまいましたねと、目で語られたんだと感じました。



そこで新しい薬を処方されました、何度もよろしいですね
と確認されながら


(おかしいよな、何でこんなに患者に確認するんだと)


でもそれを飲みはじめて分かったのです。


これは参った!!と、昨日今日の話です。


副作用ってやつ、気持ち悪いし、何と言うか、身体から
生きよう!!という、力が抜けていくのです。これは、
重篤だと思いました。


ホルモンの中には、いろいろなやる気ホルモンもある
とのことで、それらを抜かれてしまったような感覚なのです。



実は、背骨を骨折して4ケ月、未だに骨が回復して居ない
のです。プレドニンの原因、でもこのホルモン剤は何の副
作用も有りません。


骨を取るか、命を取るか(命とは生きようという意志)、


物理的な骨も物凄く大事ですが、精神的な骨を抜かれる
よりは良いと


判断しました。